鳥取大学附属特別支援学校(「いのち」の授業&交流会)

鳥取市にある鳥取大学附属特別支援学校で「いのち」の授業を実施しました。まずは犬の生態のことや、関わり方について学んだ後に、実際にスクールドッグのスーと触れ合ってもらいました。(今回は友情出演で保護犬のモクくんにも参加してもらいました)

人に慣れていないモクくんの気持ちを生徒の皆さんに感じ取ってもらうこと(ソーシャル・スキル)も大事な授業の一環として実施しました。

最初は怖がっていたモクくんも、優しく、穏やかに触れ合ってくれる生徒の皆さんのおかげで、最後には手からおやつを直接食べられるまでに!(※飼い主の松本さんが言うには、家以外ではほとんど食べないとのこと!)

【スクールドッグとの交流前後でとったマインドマップ】

(交流前)

(交流後)

学校の方で、交流の前後でとっていただいたマインドマップには、生徒さんの犬たちに対する思いが溢れていました。頭で思い描くだけではなく、実際に「いのち」に触れ合うことで得たものも多かったのではないでしょうか。

【生徒の皆さんの感想(一部抜粋)より】

・スーちゃんとモクくんがかわいかったです。スーちゃんにエサをあげたのが楽しかったです。スーちゃんがエサを食べてくれてうれしかったです。モクくんをなでるといい子にしていてくれました。また会いたいです。

・モクくんはかっこいいし、かわいいし、イケメンでした。ぼくが手にのせたエサをたべてくれてうれしかったです。ぼくは、モクくんとぼくはすみっこにいるところがにているなと思いました。ぼくは、ほご犬の話をきいて、かなしい気もちになりました。ほご犬が一ぴきでもたくさん助かるといいなと思います。

・モクくんとスーちゃんは、あいさつや接し方がちがうことがわかりました。スーちゃんには手を出すと、鼻でにおいをかいでくれました。モクくんは手を出しても、きょりをとってしまいました。ゆっくり近づいたらにおいをかいでくれて、友だちになれた感じがしてうれしかったです。モクくんをさわってみると毛がかたくて、体温はあたたかく感じました。学校にスーちゃんとモクくんがいたら楽しいだろうなと思いました。スーちゃんとモクくんに、また来てほしいと思いました。

・犬と遊べてよかったです。モク君はしずかで人をさけるけど、だんだん人になれてきてよかったです。スーちゃんは人が好きでよかったです。

・青木さんに犬がこうどうで気もちをつたえるとおしえてもらいました。犬の気もちをおしえてもらってよく分かりました。犬のそ先がオオカミと教えてもらったり、オオカミにもルールがあると教えてもらってよく分かりました。犬もいっしょうけんめい生きているんだなと思いました。